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日中は11月ということを忘れさせてくれるほどの気温になるものの、朝晩はすっかり寒さを感じるようになりました。

 

夜明けも遅くなり、私としては行動的になれないシーズン到来です。

 

 

先日テレビでラグビー日本代表レメキ選手が

 

「子供たちと歩いている時に幸せを感じる。」

 

と言っていました。

 

素晴らしく素敵なお父さんであろうことが分かるコメントだと感銘を受けました。

 

年間2/3は家族と離れて過酷な練習を続けている彼らにとって、その瞬間は疲れた羽を伸ばせる至福の時間なのだと思います。

 

 

ふと思い出しました。

 

つい「あともう5分だけ…」布団の中で過ごしたい私を、飲み過ぎで気分悪かろうが、外が寒かろうが、雨だろうが、ついさっき帰宅したばかりだろうが、そんな事は一切関係なく、私を毎朝ほぼ定時に健康的な朝の散歩に起こしてくれる存在。

 

 

目覚ましに起こされるよりやかましく感じさせず、起きるまで続く永遠のスヌーズ…

(ねえ、起きてよ。起きてよ。)

 

 

私は彼女たちのお陰で、ハチャメチャな生活でも辛うじて健康を保ち、毎日をほぼ一定の時間にスタートでき、彼女たちを通じて毎朝笑顔で挨拶を交わす名も知らぬ仲間達に恵まれ、季節の移り変わりを肌で感じることが出来るのです。

 

しかし彼女たちは私が連れ出さなければ、陽に当たることも風を感じることも、近所の友だちと会うことも出来ないのです。

その使命感から私は頭がガンガン脈を打っていようとも、こみ上げてくるものを必死に抑えながらも、千鳥足で起きて髪を整え、身支度をして外に飛び出すのです。

 

もうお気づきでしょうか?

 

そうです。

 

私はいつの頃からか、自分が彼女たちに朝の散歩に連れて行って貰っていたのです!!

 

「ありがとう」

 

そして先日、こんな光景に行き当たりました。

 

 

 

11月に「これでもか!」と言うほどに花開いている色鮮やかな朝顔

 

「幸せです」

 

私もレメキと心情だけは共有できたように感じます。

 

 

ところで当社のイシレリは、その才能をいつ開花させて、我々が目を見張るような活躍をしてくれるのでしょうか?

 

 

 

 

writer    にわかH.Y