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木星の無数にある衛星の内でも、特に大きな４つの衛星です。

1610年にガリレオが発見したことから、ガリレオ衛星と呼ばれています。

一番内側のイオは地球の2日弱で木星を一周し、一番外側のカリストは約17日で一周。

このため、ガリレオ衛星の位置は地球から見ると目まぐるしく変わります。

特に内側の３つの衛星は日ごとに位置が違うので、変化がとても良く判ります。

 

およそ４月から１１月までが日本の夜から観測できる時期になり、天体望遠鏡や小型望遠鏡でも存在がわかりますが、観測（鑑賞？）におすすめなのが双眼鏡です。

倍率は６倍位からでも十分見えます。

星空を双眼鏡で見る場合は、高い倍率よりも目に入ってくる光量に影響する「ひとみ径」の値が良い物がおすすめです。

対物レンズの径を倍率で割った値が「ひとみ径」になります。理想は7mmですが、高価な物になりがちです。初めは3.5mm位からの物でも申し分ないと思います。5mm位から肉眼で見える星空が一変します。ギリギリまで光が目に届いていなっかた星が多いのです。

 

月の満ち欠け以外に星空の変化を知らないのは勿体無いと思います。

木星が夜空を登ってくるのは、今はまだ夜中過ぎからですが、これから徐々に早い時間に登場します。ホームステイの夜の楽しみとして如何ですか。

 

 

writer    T.W