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将棋 藤井8段のPC

  • 2020年11月02日 09:07
  • カテゴリ: お知らせ

少し前ですが、将棋の藤井 8段が新しいPCを手に入れた事がニュースになっていました。

 

CPUだけで約50万円の価格の代物を購入したとの事。

なんでも、『水匠2』という名称の将棋AIを開発する際に使用したものと同じAMD社の部品らしいです。

以下、AMD社の情報より…

AMD Ryzen Threadripper 3990Xプロセッサー

CPUコア数 64  スレッド数 128

最大ブースト・クロック 最大 4.3GHz(基本クロック 2.9GHz)

デフォルトTDP/TDP 280W  ※設計上想定される最大放熱量だそうです

 

 

なんでもハリウッド映画のCGを作成するのにも使われているそうです・・・

 

ところで上記のような情報がどこで確認できるかと言うとプロセッサーメーカーのホームページで、自由に閲覧できるようになっています

参照先       Intel社   https://ark.intel.com/

AMD社    https://www.amd.com/ja/ から共にプロセッサーを表示

 

現行製品から、過去の製品まで仕様を確認することができるので新しく購入する際などには覗いてみても面白いかもしれません。

 

パソコン(ワークステーション含む)で行う作業は性能向上のおかげで余程の負荷のある特殊な業務以外は程々の金額の製品で事足りてきているのが現状のようです。

 

簡単な入力作業でさえ、砂時計がグルグル回るのを待っていた頃が嘘のようですね!

 

 

一方で、以下は某社のHPより自社ソフトウェアに対しての質問への回答を抜粋したものですが

『マルチ スレッドの機能を持たないため、○○○○CAD はデュアルコア コンピュータの CPU 50% 以上使用することはできません。そのため、2D の再作図を除いて、シングル  CPU のコンピュータの性能を大幅に超えることはありません。』

 

自慢げに踊る、『〇コア搭載!』の意味って….

 

 

 

図:この文章を入力している際のPCの使用状況

 

 

道具全般に言える事ですが、何に使用するかによってよく必要な性能・機能を吟味する事が大切なのでしょうね(好きにお金をかけられる場合は別ですが)

 

なんでも藤井8段のPCは、必要な機能が限られたもののため映像表示の為の部品は必要最低限のものを組み込んでいるとか。 さすが!!

 

 

藤井8段の今回組んだPCがそうなのか分かりませんが、好きな構成で自由に部品を組み合わせられるのが

『 自作PC 』とよばれるもので。

 

マイコンボードの工作などに比べれば、半田付けもプログラムの作成書き込みも必要なく決まったコネクタやインターフェイスをつなげるだけの親しみやすいもので好みに合わせて、好きな性能や大きさの組み合わせで組み立てることができます。

 

なかでもより目的とする内容の性能を上げたい部品や、不調を感じた部分を交換がしやすいのが利点かと思われます。

最近ではゲーム用のPC等で興味をもつ若い人が若干ふえたように感じますが、様々な用途での使用が当然できるものなので調べてみるのも面白いかもしれません。

(ミュージシャンで音楽制作に自作PCを使用する方もいるようです)

 

もちろん簡単には部品の交換ができない程に設計開発・製造されたメーカー製品も素晴らしいですね。

 

writer M.W

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