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冬の白煙
- 2020年11月09日 14:06
- カテゴリ: お知らせ
寒い日、マフラーから白い煙を出して走っているクルマを見かけるようになりました。
管理業務においても、モニター越しにマフラーから濃い煙をモクモクと吐いている大型車を、見かけることがあります。
もしそれが整備不足の場合、煙を出している要因が、大きなエンジントラブルに繋がる可能性もあるそうです。
では白い煙をマフラーから出して走っているクルマは大丈夫なのでしょうか。
すぐ消えるような煙であれば、ほとんどは水蒸気(湯気)ですので、問題はなく、クルマが温まってくれば自然に解消されるそうです。
ただトラックなどは温まるのに時間がかかるため、白い煙が長く出る傾向だといいます。
しかし、すぐに消えない煙で、かつ鉱物臭が比較的強いような場合は、異常を疑ったほうがよいそうです。
さまざまな原因が考えられますが、なかでも多いのは、エンジンを潤滑しているオイルがエンジンの燃焼室内に入り込み、不完全燃焼を起こしているケースです。
ピストン側から燃焼室内にオイルが上がってくる”オイル上がり”と、バルブ側から下がってくる”オイル下がり”に大別され、いずれも過走行車(総走行距離が長いクルマ)によく見られるそうです。
大きな要因は、エンジンオイルの交換をおこたっていることで。
オイルが長く交換されず、エンジン内部のピストンリングが固着するなどして、オイルが燃焼室内に染み出しているのが理由です。
オイルを適切に交換していくことで白煙は解消されることもありますが、長距離を走ったうえで、アイドリング中にも煙が出るようならば深刻です。
重大なエンジントラブルにもつながりかねないので、ディーラーや整備工場に相談すべき状態だそうです。
マフラーからの異常を知るサインでもありますから、気が付いた時は速やかに対処したいですね。
writer T.W
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